あすの夢土木

最新情報

第6回「関西のゆめプロジェクト」発表会を開催

掲載日:2023年12月16日ゆめプロジェクト , 活動報告

過去最多に並ぶ49件が発表
最優秀賞は、ニュージェック 竹田さん・中川さんペアに

NPO法人あすの夢土木と日刊建設工業新聞大阪支社の主催による「関西のゆめプロジェクト発表会」が11月28日、大阪市中央区のOMMビルで開かれ、ニュージェックの竹田匠吾さんと中川侑真さんが提案した「未来予想図III~緑の梅田を空中散歩~」が最優秀賞に輝きました。
発表会は国やコンサルタント会社、ゼネコンなど官民35歳以下の若手技術者がインフラ整備やまちづくり、観光振興などへの思いを披露する場として開催され、今年が6回目。今回は過去最多に並ぶ49件が発表されました。冒頭のあいさつで大西理事長は「若い人の感性で素晴らしい夢を見せていただきたい」と期待を込めました。

大西理事長挨拶

発表会の様子

発表時間は2分。参加者はビッグデータやAI、VR(仮想現実)などを用いたアイデアのほか、トンネルや水面、上空を利用した提案など思いを語りました。
これら発表をあすの夢土木の学識者ら8人が
・創造性・ユニークさ
・ストーリーの完成度・技術的裏付け
・説明の分かりやすさ
を評価項目に審査し、最優秀賞1点、優秀賞2点、夢土木賞5点の計8点を選びました。

最優秀賞に選ばれた竹田さんと中川さんは、梅田の高層ビルの屋上同士を透明太陽光パネルで結び、アクセスの向上やヒートアイランド現象の緩和を図るとともに、災害時の避難誘導に活用することを提案しました。
ホテルプリムローズで行った会員交流会で表彰式が行われ、大窪健之立命館大学理工学部教授は「夢のある提案でありながら技術的裏付けもされており、バランスが良い」と講評。近畿地方整備局の見坂茂範局長からは「実現できるかどうかではなく夢を語ることに意義がある」と今後の活動に期待を寄せていただきました。

最優秀賞の表彰

最優秀賞以外の受賞者と発表テーマは次の通り(敬称略、発表順)

【最優秀賞】

▽竹田匠吾・中川侑真(ニュージェック)=未来予想図III~緑の梅田を空中散歩~
資料を見る

【優秀賞】

▽森石理絵(大成建設)=あんぜんで楽しい毎日のそばに、どこでもクルマ!~下水道網を利用した新交通システムを構築!~
資料を見る

▽桑山真歩、小野拓海、石塚隼翔、川崎健太(中央復建コンサルタンツ)=eスポーツをインフラ点検に!!~関西を発祥の地に~
資料を見る

【夢土木賞】

▽沖島真悠(三井住友建設)=ドラレコで摘み取る危険の芽~目指せ!交通事故ゼロ!!~
▽竹本和生(中央コンサルタンツ)=高架下で水上ウォーキング~水都大阪の新たなパブリックスペース~
▽間瀬一希(近畿整備局国営飛鳥歴史公園事務所)=地中公園-都市のポケット避暑地-
▽末木博(大林組)=国民全員職人化計画
▽宮原光輝(東洋技研コンサルタント)=ゲームで楽しく知る土木~By Doboko Simulator~

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要となります。お持ちでない方はAdobeよりAdobe Readerをダウンロードしインストールしてご利用ください。
掲載されている内容、お問合せ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また掲載されている計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。