あすの夢土木と建設コンサルタンツ協会近畿支部は10月27日、大阪市住之江区のインテックス大阪で開かれた建設技術展2021近畿の会場内でシンポジウム「2050年に繋ぐみらい予想図~若手技術者が描くインフラの将来像~」を開催しました。
関西で万博開催やリニア中央新幹線大阪延伸などの社会インフラ整備が進められようとしていることを踏まえ、建設コンサルタンツ協会近畿支部は、昨年12月2日に「緊急提言! 今こそ立ち上がれ!〝ミラーリングKANSAI〟 ~ポストコロナの新しい日本~」を公表し、未来社会の実現に向けた推進活動を活発に展開しています。こうした状況を契機とし、関西、ひいては日本経済を確実に成長軌道にのせるためには、関西の関係者が一体となった取り組みが不可欠です。
その一環として、若手建設技術者がそれぞれ、未来へ向けた夢やインフラのあり方などを語り合うパネルディスカッションを企画しました。
建設コンサルタンツ協会近畿支部の提言2020近畿推進特別委員会委員長の宮下東洋技研社長が趣旨説明を行ったあと、大西有三理事長のコーディネートでパネルディスカッションを展開。藤本貴也建コン協近畿支部道路研究委員会特別顧問がアドバイザーとして参加し、近畿整備局道路部道路工事課の南嵜さくら氏、JR西日本建設工事部の青木貴志氏、ニュージェック新規事業開発グループ計画企画チームの福士真央氏、大林組新名神新免工事事務所のルイス・ベンジャミン氏の若手4人が30年後を展望したインフラ整備や身近な生活感、価値観の多様化などで議論しました。