令和元年8月21日(水)、伊丹市立東中学校の生徒12名を対象に、阪神高速道路株式会社が進めている阪神高速大和川線の建設現場を見学しました。
今回の現場見学会では、生徒たちの他に、学校関係者として教頭先生、他1名、伊丹市教育委員会1名、地元支援関係者3名の方々が参加されました。
当日は、阪神高速道路株式会社社員による案内で、トンネル構造の説明をはじめ、火災事故等の非常時に、速やかに安全に避難路に誘導する全国でも事例の少ない「すべり台形式」の避難路での実体験、トンネル内で発生する自動車排気ガスから粉塵を除去し、排出音にも配慮した換気所を見学しました。換気所の施設では、排風機、粉じんを除去する電気集じん機等の設備について説明されました。特に、排出時の音を消音する消音装置の構造の説明では、筒状の消音装置の中に入っている吸音材の威力に、生徒達は興味深く聞き入っていました。
※阪神高速大和川線の概要
大和川線は、阪神高速4号湾岸線と14号松原線を接続する延長約10kmの自動車専用道路で、大阪都市部の交通渋滞を緩和するために計画された道路です。
阪神高速 大和川線(換気所)排風機の見学
阪神高速 大和川線(換気所)排風機の見学
阪神高速 大和川線(換気所)電気集塵機周辺の見学
阪神高速 大和川線(換気所)電気集塵機周辺の見学
阪神高速 大和川線(換気所)消音装置の見学
阪神高速 大和川線(換気所)避難通路部の見学
阪神高速 大和川線 開削トンネル部の見学