あすの夢土木

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「関西圏の2050年を目指して~防災とインバウンドの観点から、関西圏における諸地域の活性化を図る実施計画の作成~」をテーマに若手技術者参加型技術講演会を開催

掲載日:2019年7月25日参加型技術講演会 , 活動報告

若手技術者37人が夢のある提案提示

7月25日、大阪市のOMMビル内で若手技術者を対象とした参加型技術講演会を開催しました。

35歳以下の若手技術者を対象に近畿整備局や建設コンサルタント、ゼネコンなどのほか、立命館大学の学生を含め37名が参加し、「関西圏の2050年を目指して(あなたたちがリーダーになる時)~防災とインバウンドの観点から、関西圏における諸地域の活性化を図る実施計画の作成~」をテーマに技術力向上と交流を深めました。


大西理事長のあいさつのあと、大津宏康京都大学大学院教授が「関西圏の 2050年を目指して ~あなたたちがリーダーになる 時~」をテーマに基調講演を行いました。大津教授は先進国とアジアにおける少子高齢化の現状を紹介しながら、「インバウンドと交通インフラの整備でパイのサイズを拡大する必要がある」と指摘。これからの地域づくりには「塗り絵の世界から白いキャンバスに絵を描く世界へのパラダイムシフトが求められる」と強調しました。


今回は、新大阪駅周辺 、神戸三ノ宮地区、 奈良市中心部 、 阪神尼崎駅地区 、大阪・関西万博跡地、新今宮・恵美須町周辺を対象地域として、6つのグループに分かれて、観光/開発コンテンツの抽出 、ハザード情報の抽出、「観光防災」のための課題抽出、「観光防災」に向けた夢と実現性のある対策案をまとめ、グループとしての成果発表、高級リゾートホテルの建設や新しい交通網、災害対策など多彩で夢のある案が示されました。
最優秀賞には奈良市中心部を舞台に観光防災についての対策を提案したグループが選ばれました。また最も夢のある提案をしたグループに贈られる「あすの夢土木賞」には阪神尼崎駅地区グループを土木夢づくり懇談会の審査委員会で選定しました。


最優秀賞とあすの夢土木賞に選ばれたグループの方々については、10月23日、大阪市中央区で開催した「建設技術展2019近畿」のあすの夢土木シンポジウムで表彰しました。

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