あすの夢土木

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大阪市立昭和中学校出前講座

掲載日:2016年6月18日出前講座 , 活動報告

大阪市立昭和中学校に出前講座/中学2年生60人を対象に/土木の魅力や仕事を体験型で学習

あすの夢土木は6月18日、大阪市阿倍野区の大阪市立昭和中学校で2年生約60人を対象とした出前講座を行いました。

今回の出前講座は日頃、目にしていても詳しく知らない土木について、同校から依頼を受けてキャリア教育の一環として開催したもので、本会として初めての試みです。
午前9時から始まった出前講座では、田口定一事務局長があいさつしたあと、現場見学ワーキンググループの安藤氏が「ドボクって楽しい」をテーマに、土木の役割やその重要性、社会性などについて解説。引き続き田中貢近畿地方整備局総括防災調整官が近畿地方整備局の役割や仕事、災害対応などについて分かりやすく説明しました。最後に建設コンサルタンツ協会近畿支部の担当者が建設コンサルタントの仕事や役割、魅力などを紹介しました。

出前講座でTEC-FORCEのユニフォームで防災対策などを説明する田中総括防災調整官

このあと、生徒を2班に分け、連続立体交差事業とコンクリートの仕組みについて学習。
連続立体交差ではプラレールを使って連立の工事の進め方を教えました。昭和中学校がJR阪和線の横にあることもあり、阪和線の連立事業の当時の写真なども見せながら説明。上り線の切り替えや既設線路の撤去、解体を行い、下り線では生徒に切り替え作業を体験してもらいました。
生徒からは「実際にはどのように踏切の撤去を行いますか」「費用はどの程度かかるのでしょうか」「高架にするのには何年かかるのでしょうか」といった質問などが飛び交いました。

プラレールを用いた連立工事の説明で生徒も切り替え作業を体験

また、コンクリート体験では、コンクリートの仕組みを説明しながら、一人一人にセメントに砂、水を混ぜてもらい、持ち帰り用の容器に入れてもらいました。このほか、早強セメントを用いた場合の普通セメントとの違いや、水中コンクリートと普通コンクリートを水槽の中に入れてその違いなども学習していただきました。
生徒たちは初めてのコンクリート作りを楽しみながら熱心に学習していたのが印象的です。

コンクリート作りに挑戦する生徒たち

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